バルミューダは29日、酵素フィルターで空気の除菌もできる加湿器「Rain」にWi-Fi機能を省略したスタンダードモデルを追加した。同社オンラインストアでの販売価格は税別43,000円となっている。

Rain

Rainは、本体の上から給水できるタンクレス構造の気化式加湿器。同社の空気清浄機「AirEngine」にも採用されている酵素フィルターを搭載している。外部から取り込んだ空気を酵素フィルターで除菌したのち、加湿フィルターに通して、うるおった空気を部屋中に送り出す。給水ボウルは水洗いが可能。ボウル内部には銀イオンカートリッジが備わっており、水のヌメリ発生を抑制する機能も持つ。

サイズはW350×D359×H374mm、重量は5.7kg(満水時で10kg)。なお、バルミューダは年に1度のフィルターセット交換を推奨している。フィルターセットのオンラインストアにおける価格は税別3,790円だ。

既発売のWi-Fi対応モデルでは、無料の専用アプリ「UniAuto」から、運転状況の確認、電源のオン・オフ、設定温度の変更、運転モードの変更、24時間タイマーの設定、電気料金(概算)の表示を行える。外出先からの操作も可能だ。無線LANの規格はIEEE 802.11b。アプリはiOS 6以上、Android 4.2以上に対応している。なお、Wi-Fi対応モデルはオンラインストアのみの限定販売で、価格は税別46,000円。

給水は上から水を注ぎいれるだけのタンクレス構造

本体上部には有機ELディスプレイを搭載