キヤノンソフトウェアは、Webアプリケーション100%自動生成ツールの最新版「Web Performer V1.4.1」を9月30日に発売開始する。価格は、価格はSE(Standard Edition)版が300万円から、EE(Enterprise Edition)版が500万円から(いずれも税別)。SE版の実行環境は、IBM System iおよびWindows環境に限定される。

Web Performerは、開発の「短納期」「高品質」「低コスト」をコンセプトに2005年に発売を開始したツール。企業規模を問わず企業内の開発部門やSIベンダーなどさまざまな分野の開発現場で350社以上の導入実績がある。

最新版では、これまでのWebアプリケーション生成に加えて、バッチ処理用のJavaプログラムも100%自動生成可能となった。バッチ処理用の定義はオンライン処理用の定義を共通利用できるため、初期開発や運用・メンテナンスの工数を大幅に削減する。また大量データを扱うための、パフォーマンス向上のチューニングやリカバリーの機能も搭載。業務ごとに最適なバッチ処理を短期間で構築できるという。

さらにワークフローのオプションでは、ワークフローシステムを簡易に構築できる機能が追加。ワークフローシステム構築ツール「Web Plant」のノウハウを利用することで、データベース設計を意識することなくドラッグアンドドロップのマウス操作で、簡単にワークフローのシステムが開発できるようになった。