BIGLOBEは9月25日、同社のIaaS型パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」において、Windows Serverリモートデスクトップ接続(RDS)が可能となるサーバの提供を開始した。

Windows Serverリモートデスクトップ接続を利用したクラウド型仮想デスクトップイメージ

「BIGLOBEクラウドホスティング」は、ファイアウォールやVPN(IPSec-VPN、SSL-VPN)など、必要なオプションをきめ細かく選択することが可能。料金体系は、時間単位の従量料金制と毎月一定額となる月額料金制を用意するほか、プライベートLANの利用やネットワーク転送量による課金は無料となる。

今回提供するサービスは、同クラウドホスティング上でRDSサーバを構築することにより、Windowsサーバのデスクトップ環境を複数のユーザ端末(パソコンやタブレットなど)で利用可能とするもの。必要となる「Windows Server RDSライセンス」も、利用するユーザ数に応じて提供する。

利用価格は、「Microsoft Windows Server 2012 R2 リモートデスクトップ接続サーバ」が1万2000円(税別)、Windows Server RDSライセンスが1ライセンスあたり600円(税別)。同ライセンスは、接続ユーザ数分をコントロールパネルからの追加購入する必要がある。

なお、同サーバは、既存のベースモデル「Windows Server 2012 R2 Standard Edition(64bit)」に、Windows Server リモートデスクトップ接続のライセンスサーバをセットアップしたもの。購入は、クラウドアプリストアから可能で、料金プランは月額料金のみ(従量料金なし)となる。