AIRBUS(エアバス)は9月25日、新型旅客機「A320neo」の初試験飛行を、フランス南部のトゥルーズで行った。

今回の試験飛行は2時間半行われ、今後1年間にわたっておよそ3000時間の試験飛行を予定しているとのこと。

同機は近・中距離向けの「A320」の改良型で、サービス開始時点で1席あたりの燃費効率を15%、その後改良を続け2020年までに20%向上させる計画になっており、2014年第4四半期にカタール航空へ最初に納入される。

「NEOシリーズ」には「A320neo」「A321neo」「A319」の3機種があり、同社のFabrice Brégier社長によると、すでに60社から3200機以上を受注しているという。

「A320neo」試験飛行の様子 (C) AIRBUS Photo: masterfilms/P.PIGEYRE