ソニーは9月25日、IPX5/IPX8相当の防水性能を持つ「ウォークマン W」(NW-WS615)を発表した。発売は11月8日で、価格はオープン。16GBのメモリを内蔵し、推定市場価格は19,000円前後。

ウォークマン W (NW-WS615)

重量は前モデル「W270S」からわずかに8g増えて37gとなったが、小型・軽量・ケーブルレスでスポーツ向きのコンセプトはそのまま。Bluetoothを搭載したことでスマートフォンとの連携が可能となり、機能面で大きく進化した。

スマホとBluetoothでペアリングすることで、内蔵マイクを使った「ハンズフリー通話機能」や、音楽を聴いている最中でもフィットネスアプリからの音声を優先する「サウンドミックス機能」を利用できる。同社製アプリ「SongPal」に対応するほか、Bluetoothヘッドホンとしてスマホの音楽も聴ける。

また、指輪タイプ(ちょっと大きめだが)の専用リモコンが標準で付属。ウォークマン W本体やスマホを手元で操作できる。ただし、水中でのリモコン利用は不可だ。

Bluetoothのバージョンは4.0、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP/SPPを、コーデックはSBC/AAC/aptXをサポートする。再生可能な音楽ファイルは、MP3/WMA/ATRAC/リニアPCM/AAC。バッテリー駆動は、ウォークマンモードで約8時間(MP3・128kbps再生時)、Bluetoothヘッドホンモードで約4時間となっている。

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純正のソフトケース「CKS-NWW610」。価格はオープンで、推定市場価格は税別3,000円前後。W270やW270Sシリーズでも使用できる