マネーフォワードは9月24日、ビジネス向けクラウド型会計ソフト「MFクラウド会計・確定申告」および個人向け家計・資産管理ツール「マネーフォワード」が楽天Edyのデータ自動取得に対応したと発表した。
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楽天Edyの利用明細データをマネーフォワードおよびMF クラウド会計・確定申告で自動取得できる。 |
今回の連携は、楽天EdyのID情報をマネーフォワードおよびMF クラウド会計・確定申告に登録することで、楽天Edyの利用明細データを毎日自動取得できるというもの。これまで手入力していた会計処理の作業をデータ連携によって簡略化できる。
連携対象は楽天スーパーポイントが貯まる設定をしている楽天Edyカードおよびおサイフケータイ。
MF クラウド・確定申告の個別機能では、楽天Edyでの支払いを経費データとして自動取得し、会計処理に必要な勘定科目が自動提案され、ユーザーは内容確認の上、登録ボタンを押すだけで仕訳が完了するようになる。これにより、会計データの手入力が不要となり、転記ミスも防止できるとしている。
一方のマネーフォワードとの連携では、楽天Edyでの支払いデータを自動的に取得され、食費や日用品などのカテゴリーを自動分類されるようになる。ユーザーは、銀行、クレジットカード、証券など、自身のお金全体の動きをマネーフォワード上で一括管理できる。
マネーフォワードとMF クラウド会計・確定申告のユーザーは、支出情報を自動記録するために、電子マネーの利用回数が増える傾向がある。実際にマネーフォワードのユーザーは、登録前に電子マネーの月間利用回数が10回未満だったユーザーが、マネーフォワード登録後、利用回数が平均2.6倍に増加したという。楽天Edyに対応することで、さらなる利便性向上を務めるとしている。
