はてなは22日、集英社の週刊少年ジャンプ編集部が運営するマンガ投稿/公開サービス「少年ジャンプルーキー」の開発に協力したことを発表した。現在同サービスはβ版として公開されており、本オープンは2014年11月を予定。

「少年ジャンプルーキー」は、22日にリリースされたマンガアプリ「少年ジャンプ+」に合わせてスタートした新サービス。「誰でもジャンプでデビューできる、マンガ投稿サービス」と銘打っており、Webブラウザを通じて誰もがオリジナルマンガを投稿・公開できる。加えて、投稿作品は「黒子のバスケ」や「ヘタリア」など人気連載が掲載される[マンガアプリ「少年ジャンプ+」上でも配信できる。同社は、このサービスの企画およびシステム開発をはてなが担当したとのこと。

現在はβ版としてのオープンだが、作品の応募受付はすでに開始されていて、11月の本オープンよりWebやアプリ上で受付作品の公開が行われる予定となっている。それと同時に、週刊少年ジャンプ編集部による「ジャンプルーキー賞」が創設される。このマンガ賞は、毎月同Webサービスに投稿された作品のうち、ランキング上位10作品が候補作となり、編集部の審査で「ルーキー賞」を選出するというもの。グランプリに当たる「ゴールドルーキー賞」受賞者には、「「少年ジャンプ」本誌への掲載権確約」と賞金100万円、「シルバールーキー賞」受賞者には「「ジャンプNEXT!!」掲載権確約」と賞金30万円、「ブロンズルーキー賞」受賞者には「少年ジャンプ電子版」もしくは「「少年ジャンプ+」連載枠に掲載」ならびに賞金10万円が贈られる。なお、本オープンまでに投稿された作品は同賞の初回エントリーとみなされる。