Infobloxは9月19日、自己防御可能なDNSアプライアンス「Infoblox Advanced DNS Protectionソリューション」を発表した。

同ソリューションは、「Infoblox Advanced DNS Protection Service」と「Infoblox Advanced Appliance」の2つで構成されている。先行する米国では2014年1月より発売されている。

DNSサーバーへのDDoS攻撃の防御に特化し、万一DDoS攻撃を受けている間もDNSサーバーのトラフィックを減速させることなく動作させられる。これは、正規のトラフィックとDDoS攻撃によるトラフィックとを完全に区別、DDoS攻撃のトラフィックを遮断するためだとしている。

また、DNSキャッシュに無許可のIPアドレスを挿入するキャッシュポイズニング、ネットワークに攻撃ソフトウェアを挿入できる不正DNSクエリ、データを盗んで持ち出すトンネリングなど、広範囲にわたるDNS攻撃を防御できる。

さらに、IT管理者は1つのコンソールから複数のDNSサーバーを監視できるほか、オンラインからの自動アップデートサービスにより、最新の脅威を防げるようにする。