JR信越本線脇野田駅(新潟県上越市)が10月19日、現在の駅より120m西側へ移転する。あわせて同駅周辺の線路も移設され、北陸新幹線上越妙高駅(2015年3月14日開業)と一体化した新駅舎に生まれ変わる。

新しい脇野田駅は橋上駅舎に。背後に北陸新幹線上越妙高駅が建つ

脇野田駅は1921(大正10)年開業。上越市中心部から南に離れた場所に位置する駅だが、同駅付近に北陸新幹線の新駅が設置されることを受け、鉄道ネットワーク強化と乗継ぎ円滑化、新駅周辺の公共施設の有効活用などを目的に、一体化した駅として整備されることに。現在の脇野田駅の駅舎と線路(約1.7km)は移転後、撤去される予定となっている。

新しい線路は矢代川に架かる鉄橋付近から西へカーブを描き、北陸新幹線の高架線と並行して新駅へ。駅北側の踏切付近から東へカーブして北陸新幹線から離れ、県道との踏切手前で既存線路に合流する。新駅の在来線ホームは1面2線で、新幹線ホームに隣接した橋上駅舎に。10月19日の始発列車から脇野田駅として営業開始し、あわせて駅の出入口となる自由通路(上越市の施設)も暫定的に供用開始される。

これに先立ち、10月11日に開催される北陸新幹線上越妙高駅の駅舎内覧会では、新しい脇野田駅も公開され、地元団体による「さようなら脇野田駅」イベントも開催予定となっている。メール・FAX・ハガキにて申込可能で、締切は9月28日(必着)。定員(300名)を超えた場合は抽選とのこと。

来年3月14日の北陸新幹線上越妙高駅開業に合わせ、脇野田駅も上越妙高駅に改称される。現在の信越本線妙高高原~直江津間は第3セクター鉄道「えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン」に。新たに新潟駅から特急「しらゆき」5往復と快速列車2往復が設定され、上越妙高駅はこれらの列車と北陸新幹線「はくたか」(東京~金沢間の停車タイプの直通列車)が接続する駅となる。

新しい脇野田駅(上越妙高駅)と移設される線路

JR信越本線の既存線路と現在の脇野田駅