マツダは19日、「第41回 国際福祉機器展 H.C.R. 2014」(東京ビックサイトで10月1~3日開催)に、福祉車両「マツダ i(アイ) シリーズ」から2台を出品するほか、新型「デミオ」ベースの「デミオ 助手席回転シート車」を参考出品すると発表した。

新型「デミオ」ベースの「デミオ 助手席回転シート車」(参考出品)

国際福祉機器展は全国社会福祉協議会・保健福祉広報協会の主催。ハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した福祉車両まで、世界の福祉機器を一堂に集めた国際展示会であり、マツダは1995年から参加している。

今回の出品車両は、1枚スロープや電動ウインチを標準装備してスムーズな乗降が可能な軽自動車「フレアワゴン スロープ式車いす移動車」、セカンドシートの広い開口スペースで、高齢者や体の不自由な人の乗降をサポートするミニバン「ビアンテ セカンドリフトアップシート車」の2台。

また、同社の新世代技術「SKYACTIV技術」と新デザインテーマ「魂動(こどう) -Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品の第4弾となるコンパクトカー、新型「デミオ」をベースとし、手軽に乗降ができるように助手席が回転する「デミオ 助手席回転シート車」も参考出品する。