『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』のキービジュアル

カプコンは18日、千葉県・幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2014」にて人気ゲーム「逆転」シリーズの新プロジェクト『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』の最新情報を公開した。

『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』は、「異議あり!」でおなじみの「逆転」シリーズとは世界観などを一新したタイトル。舞台は19世紀末で、法の黎明期を迎えた明治時代の若き日本男子・成歩堂龍ノ介(なるほどう りゅうのすけ)が、立派な弁護士になるべく司法を学ぶために霧の大帝都・倫敦(ロンドン)へ旅立つ。そこでかの有名な名探偵「シャーロック・ホームズ」に出会い、さまざまな物語が展開されていく。18日にカプコンブースで行われたステージイベントでは、『大逆転裁判』のディレクター巧舟氏とプロデューサー小嶋慎太郎氏によって、キャラクターやゲームシステムの詳細が明らかとなった。

右から『大逆転裁判』ディレクター・巧舟氏、プロデューサー・小嶋慎太郎氏

メインキャラクターの集合画像

「逆転」シリーズの「探偵パート」と「法廷パート」も登場

『大逆転裁判』のゲームの流れは、事件現場を調査する「探偵パート」と、探偵パートで集めた証拠品や証言を元に証人や検事たちと戦う「法廷パート」にわかれ、このあたりは従来のシリーズを踏襲。しかし、今回「法廷パート」では、成歩堂龍ノ介が大英帝国で出会う探偵シャーロック・ホームズと協力して挑む「共同推理」というものが登場する。

実は驚異的な観察力と優れた洞察力を持つホームズだが、彼は真実の向こう側まで見てしまうため、放っておくととんでもない方向に推理を始めてしまうという。そこでプレイヤーは成歩堂としてホームズの推理でおかしな部分にツッコミを入れ、正しい方向に修正して真実を導き出すことが目的となる。つまりホームズの推理が従来の「証言」、ホームズの推理にツッコミを入れていくのが「尋問」と考えるとイメージしやすい。先祖弁護士と元祖名探偵、この2人の化学反応で真実を導き出していく。

「共同推理」ホームズが推理中の画面

「共同推理」ホームズの推理にツッコミをいれていく

そのほか、カプコンでは「東京ゲームショウ2014」のシアター出展を記念したクイズキャンペーンを実施。出題されるクイズにTwitterで回答すると、このキャンペーンでしか入手できないレアグッズが抽選でゲットできるという。詳細は『大逆転裁判』の公式サイトまで。また、現在「東京ゲームショウ2014カプコン祭!」と題して、「カプコン」を盛り上げる最も印象に残るツイートをした人に「グッドインプレッション賞」を、ステージ出展タイトルの開発者への質問をツイート・もしくはフォームから応募して最も良い質問をした人に「グッドクエスチョン賞」を、それぞれ豪華グッズがプレゼントされる。

『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』は、2015年の発売を予定している。価格は未定。


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