アプリックスIPホールディングスは9月19日、同社のBeacon「MyBeacon Pro MB004」(MB004)および「MyBeacon Pro 近接域特化型 MB004 At」(MB004 At)がGMOペイメントゲートウェイのスマートフォン決済サービス「GMO Pallet」と連携し、渋谷区道玄坂周辺の飲食店などに導入されたと発表した。

店頭に置かれたMB004が顧客の来店を検知して自動でチェックイン、レジ横に設置したMB004 Atにスマートフォンをかざすだけで決済が完了する仕組みだ。

アプリックスのBeaconとGMO Palletを連携して決算を実現

これまでGMO Palletは、事前にクレジットカード情報を同アプリケーションに登録し、店舗での実際の会計時には4桁の暗証番号を顧客に入力してもらう必要があった。今回、アプリックスのBeaconを採用したことで、iPhoneでGMO Palletを利用中のユーザーはスマートフォンをBeaconにかざすだけで決済が完了する。

店舗側からすれば、ランチなどの混雑時における会計時間を短縮できるメリットがある。 なお今回採用されたアプリックスのMB004 Atは、電波を受信して反応する範囲を最小で約15センチ以内に制限できる同社の新型Beacon。GMO Palletで使用する近接認証でも安全に使えるとしている。