パナソニックは17日、50~60代をメインターゲットとした新ブランド「Jコンセプト」から、ルームエアコン「Xシリーズ」12機種を発表した。10月下旬に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別210,000円前後から税別330,000円前後だ。

「Xシリーズ」のカラーはクリスタルホワイトの1色

Xシリーズは、足もとの温度を約35度に保つために、室内機のフォルムを刷新したモデル。風の吹き出し口であるフラップを大型化して、高い場所に浮き上がりやすい温風を、足もとに届くようにガイドする。人の居場所や活動量をモニタリングする「ひと・ものセンサー」と、日射量を検知する「日射センサー」に加えて、床の温度を検知する「床温センサー」が新しく搭載された。これら3つのセンサーによって、適切な温度コントロールを行う。

従来機種にも搭載されていた「フィルターお掃除ロボット」に、UVユニットを新しく追加。フィルター部分にUV照射を行うことで、フィルターを清潔に保つ。また、フィルターには除菌効果のある銀イオンがコーティングされている。

パナソニックは同日、エネチャージシステムや、暗いところで光るリモコン、電球色に合うカラーリングを採用した上位モデル「HXシリーズ」7機種も発表した。カラーはノーブルベージュ、クリスタルホワイトを用意する。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別250,000円前後から税別350,000円前後だ。

発表会会場に展示されていた「Xシリーズ」。フラップが大型化した

「HXシリーズ」のノーブルベージュ