東京モノレールは17日、開業50周年を記念し、「ヒストリートレイン」パレードを実施した。1964(昭和39)年9月17日から営業運転を開始し、今年9月17日で開業50周年を迎えた。

新型車両10000形は開業50周年のヘッドマークを掲出して運転

「ヒストリートレイン」パレードは今年1月にも実施された企画で、今回は開業50周年を迎え、半世紀の軌跡を振り返る企画として行われることに。新型車両10000形を含む計6編成の「ヒストリートレイン」が浜松町駅を発車した。

トップバッターを務めた10000形は、今年7月にデビューしたばかりの新型車両。この日は10011編成が開業50周年のヘッドマークを掲げ、浜松町駅10時0分発の空港快速として運転された。続く同駅10時4分発の区間快速は2000形(1997年デビュー)2031編成による運転だった。

その後の4列車はすべて1989年デビューの1000形。10時8分発の普通は2000年に外装デザインがリニューアルされた編成、10時12分発の空港快速はデビュー当初の外装デザインの1085編成が使用された。10時16分発の区間快速は500形の塗装を再現した1049編成、10時20分発の普通は開業当初の塗装を再現した1019編成で運転された。

なお、HKT48メンバーがプリントされた「HKT48 モノレール派宣言!」東京モノレール開業50周年記念乗車券・入場券もこの日から販売開始に。浜松町駅定期券売り場と羽田空港第2ビル駅北口改札で発売され、浜松町駅では購入希望者の長い列ができた。記念乗車券・入場券の発売期間は9月28日までだが、予定数が完売し次第、販売終了とのことだ。