日本ヒューレット・パッカードは17日、サウンド機能に注力した7型WXGA(1,280×800ドット)のAndroid 4.4タブレット、「HP Slate 7 Beats Special Edition」を発表した。9月26日より発売し、店頭予想価格は25,000円前後の見込み。

HP Slate 7 Beats Special Edition

7型タブレット「HP Slate 7」をベースに、オーディオ機能をチューニング。スタンダードモデルのHP Slate 7からオーディオ関連のハードウェアをグレードアップしており、バスレフ型のスピーカーをディスプレイの前面に配置した。これにより、重低音をダイレクトに体感できるようになり、日本HPは「タブレットでこれだけ大きな音を出せる製品はない」としている。また、オーディオプロファイルもチューニングされたものを新たに搭載した。

クリックで拡大

本体のカラーリングとして、Beat Audioを象徴する「スパークリングレッド」で統一している。背面にソフトタッチ処理を施しており、滑りにくく上質なフィット感で持ちやすくした。そのほか、HP Slate 7のレビュー記事『サクサク動作のNVIDIA Tegra 4搭載7型Androidタブレット - 日本HP「HP Slate7 Extreme」を試す』も参照いただきたい。

主な仕様は、プロセッサがNVIDIA Tegra 4(最大1.80GHz)、メモリがDDR3L 1GB、ストレージがeMMC 16GB。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 3.0、センサー類はGPS、加速度、デジタルコンパス、周辺光、ジャイロスコープ。

インタフェース類は、Webカメラが前面VGA・背面約500万画素、microSDカードスロット(最大64GB)、microUSB、microHDMI出力、ヘッドホン出力/マイク入力コンボポートなど。7型の液晶ディスプレイはIPS方式、バッテリ駆動時間は約8時間。OSはAndroid 4.4で、本体サイズは約W120×D200×H9.9mm、重量は約356g。