シャープは16日、同社が2011年11月から2013年6月までに製造したルームエアコン35機種の無償点検を実施すると発表した。プログラムの不備によって、プラズマクラスターイオン発生ユニットの交換時期を誤って知らせることが判明したため。対象製品の使用者には無償で点検・修理を行う。

ルームエアコン35機種の無償点検を発表

無償点検の対象製品は「AY-B22EX」、「AC-B22ATC」などをはじめとする全35機種。対象製品では、プラズマクラスターイオン発生ユニットの交換時期を誤って知らせてしまう不具合があると判明した。正常であれば、プラズマクラスターイオンの運転時間が累計で約17,500時間(約2年)に達した際に交換ランプが点灯するが、対象製品では、電源プラグがコンセントに挿入されていた時間が約17,500時間に達した際に交換ランプが点灯してしまう。この不具合は、室内機本体のプログラム不備が原因。なお、機種名は室内機本体の右下に記載されている。

対象製品のユーザー宅へ訪問し、室内機の点検やプログラムの書き換え、プラズマクラスターイオン発生ユニットの交換を無料で行う。対象機種など詳細は同社のWebページを参照のこと。