叡山電鉄は20・21日に開催される「京都国際マンガ・アニメフェア2014」の連携イベントとして、森見登美彦氏原作のテレビアニメ『有頂天家族』の世界観を再現する各種企画を実施する。

『有頂天家族』1日乗車券台紙外面と内面

中でもユニークなのは、同アニメに登場した「偽叡山電車」のモデルとなった「デナ21形」(鞍馬駅に展示中)に、「偽叡山電車」の装飾を施し、アニメのキャラクターをラッピングする企画。また、700系車両2編成を「有頂天家族×叡山電車」ラッピング車両とし、アニメのキャラクターをヘッドマークや車内に施して運行させる。「偽叡山電車」装飾とラッピング電車運行はともに9月20日から2015年1月11日まで。

『有頂天家族』のメインキャラクターを描いた硬券タイプの1日乗車券と入場券も9月20日から販売開始。入場券は出町柳駅、修学院駅、鞍馬駅の3駅、1日乗車券は出町柳駅のみで発売され、なくなり次第終了となる。入場券は出町柳駅と鞍馬駅で各1種類、修学院駅で2種類の計4種類が発売され、全種類を集めた先着1,000人に「偽叡山電車 偽乗車券」がプレゼントされる。本物そっくりだが実際には使用できないきっぷで、出町柳駅でのみ配布する。発売価格は1日乗車券1,000円、入場券は各210円。

1日乗車券は、スタンプラリーの用紙を兼ねる台紙付き。出町柳駅と鞍馬駅の2カ所でスタンプを押すと、出町柳駅にて先着1,000名に限り、「有頂天家族×叡山電車」オリジナルステッカーがもらえるという。