ソフトバンクモバイルは13日午後4時、「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の販売価格を改定した。iPhone 6は月月割の割引幅が当初発表より多くなり、多くのモデルで実質負担額が減った。iPhone 6 Plusは128GBモデルの支払総額を減額し、当初発表の104,880円から99,360円に改めた。また、16GBと64GBモデルで月月割の割引幅が当初発表より大きくなった。今回の措置はauを意識したものと思われる。

iPhone 6の料金改定

iPhone 6の料金

iPhone 6の支払総額は、新規・のりかえ(MNP)の場合、機種変更の場合、ともに変更はない。支払総額はいずれの場合も16GBが70,080円、64GBが83,280円、128GBが94,080円。いずれもauより機種代金は2,000円ほど優位な状況。

新規・のりかえ(MNP)の月月割は、16GBは据え置かれたが、64GB、128GBモデルの月月割が10円増額され、実質負担額は、64GBがひと月あたり540円(当初550円)、128GBが同990円(当初1,000円)。16GBは当初と変わらず0円。

機種変更の月月割は5円もしくは15円増額に。これにより、実質負担額は、16GBがひと月あたり605円(当初610円)、64GBが同1,145円(当初1160円)、128GBが同1,595円(当初1610円)。

iPhone 6 Plusの料金改定

iPhone 6 Plusの料金

iPhone 6 Plusの支払総額は、新規・のりかえ(MNP)および機種変更場合ともに99,360円に減額された。当初は104,880円だった。これによりauと同額となり、同社の価格を意識したものと思われる。新規・のりかえ(MNP)および機種変更場合ともに16GBは83,280円、64GBは94,080円で変わらず。

新規・のりかえ(MNP)の月月割は、16GB、64GB各モデルの月月割が10円増額された。128GBは機種代金の減額にともない220円減った。実質負担額は、16GBがひと月あたり540円(当初550円)、64GBが同990円(当初1,000円)、128GBが同1,440円(当初1450円)となった。

機種変更の月月割は16GBと32GBが15円増額、128GBは機種代金の減額にともない215円減った。これにより、実質負担額は、16GBがひと月あたり1,145円(当初1,160円)、64GBが同1,595円(当初1160円)、128GBが同2,045円(当初2,060円)。

なお、月月割の適用は、データ定額パック、家族データシェア、2台目データシェア、タブレット・ルーターセット、パケットし放題フラット for 4G LTEのいずれにも未加入の場合は適用されないので注意したい。

また、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 4Sなどの利用者を対象にiPhone 6に実質無料で機種変更できる「タダで機種変更キャンペーン」も、iPhone 6 Plusの販売価格改定に伴い、割引額が変更された。ただし、実質負担額については変更されていない。