日本Shuttleは12日、コンパクトボディながら自作本来の拡張性を重視したというベアボーンPC「Shuttle XH81」を発表した。最大4ドライブの搭載や、4Kでのデュアルディスプレイ出力も可能だ。"Haswell Refresh"世代のIntel CPUに対応するIntel H81 Expressがベース。本日発売で、店頭予想価格は22,800円。

Shuttle XH81

Shuttle XH81は、従来の同社XH81シリーズのきょう体サイズをそのままに、シャーシスペックを向上。コンパクトでありながら、2.5インチベイ×2、スリムドライブの同時搭載ができ、mSATAスロットと合わせると最大4つのドライブを搭載できる。映像出力は3,840×2,160ドット対応のDisplay Port×1とHDMI×1を標準で装備している。

主な仕様は、チップセットがIntel H81 Express(LGA1150/TDP65W迄)、メモリスロットがDDR3 1333/1600対応SO-DIMMスロット×2(最大16GB)、映像出力端子がDisplayPort(最大4K/60Hz)×1とHDMI(4K/30Hz)×1。主なインタフェースはPCI Express x1×1、Mini PCI Express×2、ギガビットLAN×2、SATA6Gbポート×2、SATA3Gbポート×1、mSATA×1(miniPCIe共用)、USB 3.0×2、USB 2.0×6など。

USBポートはフロント部にも振り分けられる

きょう体はスチール素材で、サイズはW200×D240×H72mm、重量は2.2kg。本体カラーは黒のみ。ドライブベイは2.5インチシャドウ×2(12.5mm厚まで)、スリム光学オープンベイ×1。電源は90W ACアダプタ。

別売オプションのスタンドで縦置きにも対応