メルセデス・ベンツ日本とウォルト・ディズニー・ジャパンは9月12日、メルセデス・ベンツの2人乗りのミクロコンパクトカー「Smart(スマート)」の電気自動車バージョン「smart fortwo electricdrive」に、ディズニーのキャラクターである「ミッキーマウス」をテーマとした特別仕様車「smart fortwo electric drive edition Disney」を日本限定で販売することを発表した。

エクステリアのカラーは、ミッキーをイメージしたブラック、ホワイト、レッド、イエローの4色で構成されており、ボディカラーはミッキーの服(ズボン)と同じレッド、ドアミラーには靴と同じイエロー、足元のホイールはホワイトが採用されている。

また、スマートのアイコンでもあるトリディオンセーフティセルには、ミッキーのシルエットが散りばめられており、そこに1つだけ特別なミッキーマウスとして、赤い色のミッキーのシルエットがあしらわれている。さらに、ドアミラーの横とリアには、特別仕様車の証であるエンブレム「edition Disney」も装着されている。

このほか、インテリアもsmart-BRABUSの熟練職人の手によって丹念に仕上げるフルカスタムオーダープログラム「smart BRABUS tailor made」による特別仕様が施されており、シートはレッドのダイヤモンドステッチを座面とバックレストに施した本革を採用しているほか、ヘッドレストにはミッキーのシルエットを、ショルダー部には「edition Disney」を、それぞれ刺繍で入れている。 なお、同特別仕様車は両社の日本法人同士が共同で開発を進めてきたもので、日本でのみの発売となる。台数は40台限定で、メーカー希望小売価格は399万円としている。受注は即日開始しており、すでに同社Webサイトにて商談申し込みを行うことが可能。募集期間は9月30日までを予定しており、申込者が定員を超えた場合は、抽選が行われ、当選者を厳正に選出するとメルセデス・ベンツでは説明している。

また、実際の特別仕様車「smart fortwo electric drive edition Disney」については、東京・六本木の東京ミッドタウンにあるメルセデス・ベンツの情報発信拠点「Mercedes me」にて9月30日までの期間限定で見ることが可能なほか、あわせてディズニーより貸し出された各種のミッキーグッズも展示されており、それらを見ることも可能となっている。

日本法人同士が企画した日本だけの限定仕様車「smart fortwo electric drive edition Disney」。写真に写っている男性はメルセデス・ベンツ 日本の代表取締役社長兼CEOを務める上野金太郎氏。東京・六本木の「Mercedes me」には受注締切の9月30日までの期間限定でさまざまなミッキーグッズが展示されている