ヤマハ発動機は9月11日、サーボモータを使用した単軸ロボット「FLIP-X(フリップエックス)シリーズ」の新製品として「GF14XL」「GF17XL」の2製品の発売を開始した。

2製品ともに、サポート部品を複数配置しボールネジの振動を抑える独自の「最適サポート機構」を採用することで、全ストロークにおいて最高速で動作することを可能にした。

また、位置検出器には、外乱の影響を受けやすい電子部品を使用していない磁気式の位置検出器であるレゾルバを使用。これにより耐環境性、高信頼性を実現した。さらに、ロングストローク対応可能な従来の単軸ロボットと比べ、断面積をコンパクト化。具体的には、ケーブルベアの必要なリニア単軸ロボット、ナット回転型単軸ロボットと比較して40%以上断面積が小さくなっているという。

FLIP-Xシリーズ「GF14XL」「GF17XL」