NECは9月11日、業種・業務専用のAndroid搭載10.1型タブレット「AGT10」の新モデルを発売すると発表した。外食業のセルフオーダ端末や、保守・製造現場でのデータ入力端末として想定している。

同製品は、静電容量式マルチタッチの10.1型液晶を搭載したタブレット。75cmの高さからの落下に対する堅牢性に、IP54準拠の防塵・防滴構造の採用を採用している。

また、ペン入力や手袋操作モード、バッテリ交換、LTE通信機能など、外食業や保守・製造現場で利用する際に求められる機能を備えている。

同製品は用途に合わせてカスタマイズ可能な「NEC Solution Tablets」の対象モデルで、出荷時にセキュリティ設定や専用化設定といったカスタマイズを行い、顧客に提供する。

価格は「AGT10無線LANモデル」が9万8000円、「AGT10 LTEモデル」が11万6000円で、共に税別。出荷開始日はいずれも10月20日を予定している。