西日本を中心に結婚相談所フィオーレを展開するトータルマリアージュサポートは9月11日、婚活中の男女109人に聞いた「メール・LINEに関する意識調査アンケート」の結果を発表した。調査は8月20日~9月5日、インターネットで行われた。

交際相手との連絡方法は「携帯メール」?「LINE」?「電話」?

「交際前の異性との連絡方法で主に使用したいものはどれですか? また、交際中に使用したいものはどれですか?」と聞いたところ、男女ともに「メール」「LINE(ライン)」「電話」が主流という結果になった。交際前は携帯メールが半数以上で電話は数%であるのに対して、交際中になると、電話でやりとりをしたいという割合が30%近くまで上昇した。

「交際前の異性との連絡方法で主に使用したいものはどれですか? また、交際中に使用したいものはどれですか?」

「やはり、交際相手の生の声を聞きたいです」(30代・男性/LINE→電話)、「電話だと、声で気持ちが伝わると思う」(40代・女性/携帯メール→電話)のように、電話は相手の声が聞こえるのがポイント。一方、LINEは履歴が残る、スタンプが豊富というのがポイントで、「履歴が残るし、手軽だから。読んでくれたかどうかが分かるから。でも、電話もしたい」(20代・女性/LINE→LINE)、「相手の都合の良い時間に見れるメール→過去のやりとりも見返しやすいLINE。急ぐ用件は電話」(30代・男性/携帯メール→LINE)のような理由が多かった。

少数派のPCメールは、「スマホを使っているので、PCメールでも携帯電話メールでもすぐに送受信できるのは一緒。それならば、PCメールの方が長文が入力できるし、手を痛める事がないので」(30代・女性)や「LINEは既読機能があるので、すぐに返信をしないと気分を害してしまうかもしれないという焦燥感があるので、信頼感がない相手とのコミュニケーションツールとしては難しい」(30代・女性)などの意見があった。

交際相手とのメールの頻度は?

「交際前の異性からメールが届きました。あなたはどのくらいで返信しますか? また、交際中はどのくらいで返信しますか?」(連絡の頻度)

「交際前の異性からメールが届きました。あなたはどのくらいで返信しますか? また、交際中はどのくらいで返信しますか?」という質問も、男女ともに同じような傾向で、交際前と交際後で大きく差があった。

交際前は「2~3日に一度のやりとりがよい」と答えた人が一番多かったのに対し、交際が始まると「毎日やりとりをしたい」という意見が男女ともに半数を超え、「2~3日に一度」を合わせると、ほぼ全員だった。

交際中は、「おはよーとかおやすみなどあいさつだけでもOK!」(30代・女性)、「基本は毎日メールはしたいほうだけど、双方のペースをそれとなく聞いて合わせていく感じ」(40代・男性)のように、「少しでもいいから毎日心がつながっていることを確認し合いたい」という意見が多かった。

ただし、毎日連絡をするのは人によっては逆効果に。「毎日だとだんだん内容もなくなる。2、3日ぐらいがベストだと思う」(30代・女性)、「3、4日に一度くらいが負担にならず、あいだも開きすぎずちょうどいい」(30代・女性)、「あまりしすぎるとしつこくて逆にマイナスになりそうです」(30代・男性)のように、「毎日メールのやりとりをするのはお互いに負担になりそう」という意見もあった。

交際前のメール、返信のタイミングは?

「交際前の異性からメールが届きました。あなたはどのくらいで返信しますか? また、交際中はどのくらいで返信しますか?」(返信のタイミング)

「交際前の異性からメールが届きました。あなたはどのくらいで返信しますか? また、交際中はどのくらいで返信しますか?」という質問も、男女ともにほぼ同じ傾向だった。交際前後では「すぐに返信」も含めて10分以内の返信するという回答がやや増えるが、仕事中など、そもそもすぐに返信ができない状況にあることも多く、返信ができるタイミングですぐに返信するという答えが大半だった。

交際が始まった後に「10分位内に返信」が多くなる理由としては、「メールの文章を考えるのに時間がかかる(交際前)→関係性ができていたら、要件だけでもいいかなと思う(交際中)」(30代・女性)、「スグに返事ができそうなものは要件のみスグにするし、後からでも良さそうな時は返信できるときに、しっかり返信する(交際中)」(30代・男性)のように、交際中で信頼関係ができていれば、まずは簡単でもいいから返事をして、後からきちんと連絡をとりあう、という回答が多かった。

「あまり、返事が早過ぎても相手にプレッシャーを与えてしまうかもしれないので」(20代・女性)という意見もあり、返信を焦る必要はないようだ。