三井住友カードはこのたび、「東急プラザ」の首都圏3施設に、従来より導入しているクレジットカードおよび、主に中国人向けの決済サービス「銀聯(ぎんれん)」に加えて、電子マネー「iD」、「楽天Edy」、「WAON」ならびに「PASMO」等の交通系電子マネーに対応したマルチ決済端末を導入し、10月1日にサービスを開始すると発表した。

また、クレジットカードについては訪日外国人が自国通貨で決済できる外貨建て決済サービスを導入する。この外貨建て決済サービスとは、訪日外国人などの海外カード利用者に対して、店頭で「自国通貨建て」か「円建て」か、決済通貨を選択してもらうことが可能なサービス。東急プラザでは14通貨に対応しており、為替レートが不安定な時期等であっても為替変動のリスクを心配することなく、顧客に安心して買いものを楽しんでもらえるという。

このたびマルチ決済端末を導入するのは首都圏の「東急プラザ」表参道原宿・蒲田・戸塚の3施設(一部、対象外の店舗あり)。中でも蒲田は10月にリニューアルオープンを控えていて注目を集めているという。

東急プラザでは従来よりクレジットカード決済および銀聯の決済には対応していた。中国人に限らず増加する外国人観光客に対応するため、米ドル・ユーロをはじめとした14通貨の外貨建てでも決済可能となる「Visa」、「MasterCard」でのクレジットカード決済と、国内の電子マネー普及に伴い、「iD」「楽天Edy」「WAON」ならびに「PASMO」をはじめとする交通系電子マネーにも対応し、国内外のお客様にスムーズな決済を提供するとしている。