タレントの石川梨華が、10日に放送された日本テレビ系のバラエティ番組『ナカイの窓 完全未公開SP』(毎週水曜23:59~24:54)で、モーニング娘。時代の厳しい上下関係を明かした。

モーニング娘。の厳しい上下関係を振り返った石川梨華

石川は2000年4月に吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依と共に加入。2005年5月に卒業した。加入当時の石川は15歳。「わけが分からなかったですね」と状況がつかめないままこの世界に飛び込んだ。中澤裕子をはじめ、先輩から怒られることが多かったのは辻希美。しかし、同期の連帯責任として見られるため、4人の中で一番年上だった石川は苦労が絶えなかったようだ。

その例として挙げたのが「髪型がかぶると先輩に言われたりして」。これを聞いた司会の中居正広は「うわっ! 嫌だそれ!」と反応し、スタジオからも「え~!?」と驚きの声が上がった。現場には先に後輩が入ってメイクをし、準備を終えてから遅れて現場入りした先輩のもとにあいさつに行くのが慣例。そこで髪型がかぶっていることに気づいても「知らないでかぶっちゃったら言われる」。中居が「かぶっちゃいけないのかな」と聞くと、石川は「嫌だと当時は言われていて、厳しく育てていただきました」と振り返っていた。

ところが、石川の後輩にあたる現役メンバーたちはちょっと様子が違うようだ。「私は考えられないんですけど、『褒められて伸びるんですよ』って言われるんです。『叱られるとダメなんです』って言えちゃうんです…。『褒めてください』って感じで…」と当時の上下関係との違いに驚いているようだった。