US-CERTは9月9日(米国時間)、「Microsoft Releases September 2014 Security Bulletin|US-CERT」において、Microsoftがリリースした9月分のアップデートを適用するように指摘した。アップデートによってWindows、.NET Framework、Internet Explorer、Lync Serverなどに含まれている複数のセキュリティ脆弱性が修正されると説明がある。

このセキュリティ脆弱性を利用されると遠隔からコードの実行や特権昇格、DoS攻撃などを実施される危険性がある。該当するソフトウェアを使用している場合には最新の情報をチェックするとともに、9月分のアップデートを適用することが推奨されている。

Microsoft Windowsはデスクトップ向けのオペレーティングシステムとして支配的なシェアを持っており、Windowsのセキュリティ脆弱性を利用したセキュリティ脅威が大規模に存在している。こうした脅威は古いセキュリティ脆弱性を利用することがあり、常に最新の状態にアップデートしておくことが重要になっている。