三菱UFJニコスはこのたび、人気キャラクター「ふなっしー」を券面デザインとし、ショッピング利用金額の一部を、東日本大震災復興支援の「公益財団法人みちのく未来基金」に寄附できるクレジットカード「VIASOカード(ふなっしーデザイン)」の発行を決め、8日に会員募集を開始した。

「ふなっしー」は千葉県船橋市特産の梨をモチーフにした妖精として、2011年に誕生したキャラクター。なお、その人気は、2013年「ご当地キャラ総選挙」で「TOP of ご当地キャラ」に選ばれるほどで、全国に「船橋発日本を元気に!」の想いを届けているという。

新カードの特徴は、ネット通販などの利用でお得な「VIASOカード」を、全国の「ふなっしー」ファン向けの券面に仕立て、さらに東日本大震災復興支援の一助となる機能を施したこと。具体的に、カード券面は、元気いっぱいの「ふなっしー」の快活さを印象付け、黄色と水色を基調に爽やかな全体感を醸しているという。また、新カードは、ショッピング利用金額(国内限定)の一部を「公益財団法人みちのく未来基金」(宮城県仙台市)に奨学基金として寄附できる仕組みとなっており、東日本大震災復興の礎となる子どもたちの進学の夢や希望を応援する、社会貢献型カードとしているという。

なお、「VIASOカード」は、専用のネット通販ポータルサイト(約430店が出店)での支払いで、ポイント還元が最大で10%上乗せになり、また、所定の携帯電話やPHSの通信・通話料金、プロバイダー料金等の支払いでポイントが2倍になる独自のポイント制度が特長。

また、貯まったポイントでキャッシュバックが受けられ、年会費無料というお得感もあり、ネットユーザーから定評があるという。

同社は今年1月に「浦和レッズ VIASOカード」と「マイメロディ VIASOカード」、また5月に「VIASOカード(くまモンデザイン)」の会員募集を開始しており、このたびの新カードもこのラインアップ追加となるもの。今後も成長著しいネット決済市場を見据え、「VIASOカード」会員を拡充し、様々なネットユーザーの期待に応えていきたいと考えているという。同社では同カードの会員目標を初年度1万名としている。