NTTドコモは8日、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」のパケット定額サービス部分となる「パケットパック」に、使わなかったデータ量を翌月に繰り越して利用できる「パケットくりこし」を導入すると発表した。追加購入データ量の利用期間の延長も行う。また、個人向けに「データLパック」を追加し、新料金プランのラインナップを拡充する。

パケットくりこし

「パケットくりこし」は、利用可能データ量に到達しなかった場合に、1GB単位で翌月に繰り越して利用できる制度(1GB未満の未使用データ量は対象外)。データをシェアしている家族や同一法人間等で分け合うこともできる。

同制度は10月1日からの適用開始で、10月未使用分を11月に繰り越す。対象となるのは、個人向けが「データMパック」ほか、新設される「データLパック」、家族向けが「シェアパック10~30」、法人向けが「ビジネスシェアパック10~3000」。

個人向けの「データSパック」、らくらくスマートフォン向けの「らくらくパック」は対象外。「U25応援割」「iPhoneボーナスパケットキャンペーン」等のボーナスパケットも適用対象外となる。

追加購入分の利用期間の延長

また、「パケットパック」の利用可能データ量超過後に通常速度で利用するための追加購入データ量(1GBあたり1,000円)の利用期間を購入月の翌月末まで1カ月延長する。従来は購入月の末日までとなっていた。新制度は10月1日から適用開始、10月購入分から利用期間を延長する。対象となる追加購入データ量は「スピードモード」および「1GB追加オプション」で追加購入したもの。

データLパックを追加

個人向けプランに追加される「データLパック」は月間8GBまで使えるパケット定額サービス。月額税別6,700円(10年以上の契約で「ずっとドコモ割」適用も)で、9月19日よりサービス提供を行う。

(記事提供: AndroWire編集部)