太陽誘電は9月8日、銅コアを有する部品内蔵配線板「EOMIN」を用いた大規模モジュール技術を開発したと発表した。

同モジュール技術を用いることで、SAWフィルタ/デュプレクサといったモバイル通信用デバイスを含む数百個もの電子部品を10cm2の基板に内蔵できるとともに、基板上にも同規模の部品実装が可能になる。また、独自のシールドモールド技術で電源回路や高周波回路など、さまざまな機能ブロックにノイズ対策を施し、1つのモジュールに主要機能を1パッケージで搭載することが可能になる。

今後も市場からの要望に応え、「EOMIN」をさまざまな用途に拡大し、部品内蔵による高密度実装を通じて、機器の小型化、薄型化に貢献していくとコメントしている。