11月19日から公演される演劇女子部『ミュージカル 恋するハローキティ』の制作記者発表会が4日、都内で行われ、アイドルグループのJuice=Juiceが出席した。

左から宮崎由加、金澤朋子、宮本佳林、植村あかり、高木紗友希

同舞台は、2009年に真野恵里菜主演で舞台化した物語をミュージカルにリニューアル。ハローキティ(宮本佳林)がおもちゃの国を飛び出し、人間の世界で出会った仲間たちとの恋愛や友情を、昨年メジャーデビューしたハロー!プロジェクト所属のアイドルグループ、Juice=Juiceがチャレンジする。

主人公のハローキティを演じる主演の宮本は「憧れのハローキティーちゃんなので不思議な感じもしますが、皆さんに憧れてもらえるように頑張りたいと思います」と話し、2009年に演じた真野との比較について「真野さんの舞台は実際に行かせてもらいましたが、感情の変化が素晴らしいと思いました。私は"アイドルサイボーグ"と言われているので、感情の変化はもちろん、私のキティーちゃんのアイドル象を出せればと思っています」と意気込んだ。

そんな宮本扮するキティーちゃんが恋する男性を、金澤朋子が演じる。「初めてのミュージカルで男性を演じることになり、ドキドキの気持ちもありますが、今はワクワクしていて楽しみです。Juice=Juiceの中で男性を演れるのは私だけだと思いますので、一生懸命頑張りたいと思います」と語った金澤に、宮本は「男装される方が好きなんですけど、もう格好良くてハイレベル過ぎ! そういう目でしかみれないですよ。キュンキュンしまくりです」とすっかり心を奪われた様子だった。

また、彼女たちが所属するハロー!プロジェクトの総合プロデュースを手掛けるがつんく♂は、現在喉頭がんを患って闘病中。リーダーの宮崎は「夏のハロー!プロジェクトのコンサートの時にお会いしました。元気でした!」と話していた。演劇女子部『ミュージカル 恋するハローキティ』は、11月19~24日に東京・新宿 紀伊國屋サザンシアターで公演される。