ASUSは3日(ドイツ時間)、「Broadwell-Y」の開発コード名で知られる、最新の14nm製造プロセス採用プロセッサ「Core M」を採用したノートPC「Zenbook UX305」を発表した。QHD+解像度の13.3型ノートPCで世界最薄の本体厚12.3mmをうたう。価格や発表時期は未定。

Zenbook UX305

同社製ノートPC「Zenbook」シリーズの最新モデルで、プロセッサは「Intel Core M processor」と記載されている。このCore Mプロセッサは、Intelが、6月に台湾で開催されたCOMPUTEXで展示されたCPUで、前世代「Haswell-Y」を超える性能ながらTDPを半分以下に抑えた製品となる。COMPUTEXで展示されたCore M搭載PCにはAC電源が接続されておらず、その駆動時間が注目されていた。

Zenbook UX305では具体的な駆動時間は記載されていないが、バッテリには45Whのリチウムポリマを採用。グラフィックスはIntel HD Graphics 5300となる。搭載する13.3型IPS液晶の解像度は3,200×1,800ドット(QHD+)と1,920×1,080ドット(フルHD)の2種類を用意。本体デザインは従来の「Zenbook」を踏襲。エッジ部にダイヤモンドカットが施されている。カラーは白と黒を揃える。

上記以外の使用は、OSがWindows 8.1 ProもしくはWindows 8.1、メモリが4GB/8GB,ストレージが128GB SSDもしくは256GB SSD、720pカメラなど。通信機能はIEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB 3.0×3、MicroHDMI×1、microSDカードスロット×1など。

本体サイズは324×226×12.3mm、重量は1.2kg。