「マツダ ロードスター THANKS DAY IN JAPAN」が4日、舞浜アンフィシアター(千葉県浦安市)にて開催され、4代目となる新型「ロードスター」が世界初公開された。

「マツダ ロードスター THANKS DAY IN JAPAN」にて世界初公開された新型「ロードスター」

新型「ロードスター」は、「SKYACTIV技術」を採用するとともに、「人がクルマを楽しむ感覚」を磨き上げた。デザインテーマ「魂動 -Soul of Motion」も採用され、「乗る人の姿が際立つ美しいプロポーションと、オープンカーならではの気持ち良さを堪能できる外観、内装デザイン」(マツダ)に。歴代モデルの中で最もコンパクトなボディサイズとなり、現行モデル比で100kgを超える軽量化も実現したという。

「マツダ ロードスター THANKS DAY IN JAPAN」は、「ロードスター」の誕生25周年を記念し、開催されたイベント。会場に多くの「ロードスター」ファンが駆けつけ、駐車場にも歴代の「ロードスター」がずらりと並んだ。エントランス付近でも、初代モデルや「ロードスター25周年記念車」などが展示された。イベントでは、「ロードスター」の登場から25年間を振り返る映像が上映され、参加者によるカウントダウンの後、ステージ上に新型「ロードスター」が登場した。

長友佑都選手のビデオメッセージも

開発メンバーを代表して挨拶したマツダ商品本部主査の山本修弘氏が、「待ちに待った新型ロードスターのお披露目の日を迎えることができました。いかがですか?」と尋ねると、参加者から大きな拍手が。「このクルマが皆さんの人生のパートナーである限り、私たちはロードスターをつくり続けます。そのために、『守るために変えること』というキーワードを掲げ、革新に取り組みました。その答えが、この新型ロードスターです」と山本氏は挨拶した。

続いて行われたファン参加コーナーでは、抽選で選ばれた3組が新型「ロードスター」のシートに座れるサプライズ企画も。見事当選した参加者からは、「すごく素敵。ひと目ぼれしました!」「最近の日本のクルマにない艶やかなデザイン。正直、心が動いています」「じつはロードスターを手放して別のオープンカーに乗っているけど、これはもう乗り換えるしかないですね!」などの感想が寄せられた。

「SKYACTIV アンバサダー」を務めるサッカー日本代表・長友佑都選手のビデオメッセージも上映。「僕もミラノでロードスターに乗っていました。休日にローマやナポリへドライブし、イタリアの空気を感じながら過ごした時間は最高の思い出です。新型ロードスターが発表されると聞いて、わくわくしています。今日集まったファンの皆さんにとって、すばらしい思い出の日になることを願っています」と長友選手は話した。なお、この日は日本の他にスペインと米国でも、新型「ロードスター」が初公開されている。

新型「ロードスター」は、今月6日に筑波サーキットで開催される「第25回 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」をはじめ、全国で開催されるイベントでも展示されるとのこと。同車は2015年以降、グローバルに導入予定とされている。