叶姉妹の叶恭子と叶美香が2日、都内で行われた映画『イヴ・サンローラン』の特別試写会に出席した。

映画『イヴ・サンローラン』の特別試写会に出席した叶姉妹の叶恭子(左)と叶美香

6日から全国公開される本作は、仏ファッションデザイナーのイヴ・サンローランの人生の光と影を描いた作品。クリスチャン・ディオールが急逝した1957年、後継者に抜擢された21歳のイヴ・サンローラン。パートナーのピエール・ベルジェと共にファッション史に残るコレクションを成功させていくイヴだったが、その栄光の裏では孤独とプレッシャーに苦しみ、やがて薬物や酒に依存するようになっていく――というストーリーで、ベルリン国際映画祭に正式出品された。

イヴ・サンローラン本人がデザインしたレースの黒ドレスを着た美香は、「とても身近に感じた」という本作について、「天才の人は何かしら支えなきゃいけないし、その内容もハードルが高くなっていく。この映画を見れば、私の気持ちもちょっとは分かって頂けるかな」とイヴを姉の恭子に例えてアピール。一方、「私は美香さんがいないとありのままでいられない。感謝してるけど、イヴのように後で『ごめんなさいね』と気付くこともある」と美香に改めて感謝した恭子は、私物のイヴ・サンローランの鮮やかなドレスを紹介しつつ、裾を切ったことをMCに驚かれると「自分のものなので、どうしようと勝手よ」とセレブ発言で笑わせていた。

また、運命的な出会いについて聞かれた恭子が、「美香さんはよく『結婚を前提にお付き合いをして欲しい』と言われてる」と話すと、美香が「今、好きな人がいるんで」と明かす場面も。イベント終了後の報道陣の取材では、美香が出演している映画『TOKYO TRIBE』で出会った男性と連絡を取り合っていることをバラされ、美香は「いやいや~!まだこれからなので」と大慌てしつつ、「大きく言うと優しい方。やっと良い感じになってきた」と照れ笑い。「これまでの経験から、私は石橋を叩いて渡るタイプ。好きな方が出来ても、姉がキスをしているのを見ちゃうと……」と苦笑いする美香に、恭子は「(今回は)私のタイプじゃないかもしれないわね」と微笑んでいた。