前立腺がん治療に新たな選択肢 - アストラゼネカとヤンセンが新薬発売

 

アストラゼネカとヤンセンファーマ(ヤンセン)は9月2日、経口前立腺がん治療剤「ザイティガ錠 250mg」を発売したと発表した。

日本では、前立腺がんは65歳以上の男性に多く見られるがんのひとつで、2020年には罹患数ががんの中で最多となると予想されており、前立腺がんの治療選択肢の充実が重要となっている。

前立腺がんの治療では、外科的あるいは内科的に前立腺がんの増殖を刺激するホルモンであるアンドロゲンを除去する内分泌療法が広く行われている。しかし、内分泌療法による去勢状態であったとしても、精巣以外に副腎や前立腺がん組織内といった臓器でも微量のアンドロゲンが生成されているため、病状が進行・再発してしまうことが確認されている。

「ザイティガ錠 250mg」は、アンドロゲンの生合成に必要な酵素を選択的に阻害することで精巣のみならず副腎や前立腺がん組織内におけるその生合成自体を抑制する。また、腫瘍の増殖抑制、生存期間の延長、化学療法実施までの期間延長を示す、新規ホルモン療法を提供できることになるという。

両社は2013年10月に、日本国内におけるザイティガ錠のコ・プロモーション契約を結んでおり、今後、医療機関への情報提供活動を行っていくとのこと。

ザイティガ錠 250mg

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