JR東日本秋田支社は10月1日から12月31日まで、「秋田県大型観光キャンペーン」を展開する。国民文化祭と連携した「第29回国民文化祭・秋田2014記念 SLあきた路号」をはじめ、期間中の各地で開催されるイベントに合わせて多彩な臨時列車を運転する。

「SLあきた路号」イメージ

「SLあきた路号」ヘッドマークイメージ

「SLあきた路号」は10月18・19日の2日間、奥羽本線秋田~東能代間を各1往復運転。全車指定席の旧型客車6両をC61形蒸気機関車で牽引する編成で、黄金色をベースに稲穂のイラストを組み合わせたオリジナルヘッドマークを掲出する。運転初日の10月18日には、秋田駅と東能代駅でそれぞれ出発式を開催するほか、運行記念入場券セット(1,400円)も発売。同列車への乗車を含む日帰り旅行商品も販売される。

10月25日には、カーペット列車「NO.DO.KA」(3両編成・全車指定席)による臨時快速「秋田の食満喫号」が登場。地域の自慢の食が堪能できる特別列車で、同日限り弘前~象潟間を1往復運転する。翌26日は、レトロな風合いの12系客車7両(全車指定席)を電気機関車で牽引する臨時快速「レトロおおだて号」が秋田~大館間を1往復運転。12系客車が秋田を走るのはこれが初めてだという。

期間中はその他、秋田内陸縦貫線経由で角館~弘前間を結ぶ直通列車、クルージングトレインを使用する臨時列車などが相次いで運転される。