日本マイクロソフトは1日、Internet Explorer(IE)にて、日本時間9月10日から古いバージョンのJava ActiveXコントロールをブロックすると発表した。

米Microsoftが7日に発表していた機能変更で、13日に公開したセキュリティ情報MS14-051における、Internet Explorer(IE)の累積的なセキュリティ更新プログラム「2976627」で追加された機能。古いバージョンのJava ActiveXコントロールを利用している場合、IEの通知バーに警告を表示して利用をブロックする。

現時点ではブロック対象が設定されておらず、Java ActiveXコントロールが停止することはないが、米国時間9月9日/日本時間9月10日から、古いバージョンのJava ActiveXコントロールがブロックされる。

9月からブロックされるのは、J2SE 1.4 update43未満、J2SE 5.0 update71未満、Java SE 6 update 81未満、Java SE 7 update65未満、Java SE 8 update11未満のActiveXコントロール。ブロックリストは米Microsoftのサイトで確認できる。

影響を受けるIEのバージョンは、Windows 7 SPa1以降のクライアントOSにおけるIE 8以降、Windows Server 2008 R2以降のサーバーOSにおけるIE 8以降。

古いActiveXコントロールのブロック機能動作概要図(画像:TechNet Blogs)