枢木ゆに役の小松菜奈。

みきもと凜原作による映画「近キョリ恋愛」の完成披露舞台挨拶が、本日9月1日にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催され、山下智久、小松菜奈、水川あさみ、小瀧望(ジャニーズWEST)、山本美月、そして熊澤尚人監督が登壇した。

本格的な恋愛映画に出演するのは初めてだという山下智久は、美しい容姿のために女生徒から圧倒的な人気を誇る英語教師・櫻井ハルカ役を担当。演じてみた感想を問われると「すごく気持よかったです」と即答するとともに「台本を読んでいるときは恥ずかしいなと思ったんですけど」と明かし、「普段人に強く言うことはあまりないんですが、役を通してツンデレのツンの部分をやらせてもらって、途中からすごく楽しくなってきました」と語る。

一方、ハルカと恋に落ちるクールな天才女子高生・枢木ゆに役の小松菜奈は、原作でもおなじみの、教卓の下でキスする場面をキュンとしたシーンに挙げる。「絶対(教卓の下に2人が)いるって分かるだろって思うんですけど」とツッコみつつ、「2人のワールドにキュンと来ます」と、はにかみながら答えた。ゆにに思いを寄せる的場竜役の小瀧望は、元ヤンキーだがパティシエを目指すというキャラクター設定に困惑したと明かす。「迷走してしまったんですけど、自分なりに台本に書かれていない裏設定を必死で考えて演じました」とコメントした。

映画「近キョリ恋愛」は10月11日に全国ロードショー。日本テレビ(関東ローカル)ではスピンオフドラマ「近キョリ恋愛~Season Zero~」が放送中だ。