韓国Samsung Electronicsは28日(現地時間)、腕時計型のウェアラブルデバイス「Gear S」を発表した。3G、2Gに対応したSIMを搭載しており、端末単体で通話や通信を行える。10月よりグローバルに発売する。価格および日本国内での発売については明らかになっていない。

Gear S

Gear Sは、湾曲した2型のSuper AMOLED液晶を搭載したスマートウオッチ。3Gに対応したSIMカードを搭載しているので、端末単体でも通話や通信を行うことが可能だ。Bluetooth、Wi-Fi接続にも対応し、スマートフォンに電話がかかってきた際の受話、受信したメッセージへの返信などを行える。加速度センサーやジャイロスコープ、心拍計などのセンサーとGPSを搭載しているので、ヘルスケアやフィットネスにも利用可能だ。また、ランニング向けのアプリケーション「Nike+ Running」も搭載する。

Nike+ Runningの使用イメージ

サイズはW39.8×D12.5×H58.3mm。バッテリーは300mAhで、目安として2日間の使用が可能だ。IP67相当の防水・防塵性能を持つ。プロセッサは、デュアルコア(1GHz)。OSにはTizenベースの独自OSを採用した。Bluetoothのバージョンは4.1で、コーデックはMP3/AAC/AAC+/eAAC+に対応。Wi-Fiは802.11 b/g/nに準拠している。カラーはブラックとホワイト。

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