マスプロ電工は8月28日、LANケーブルから給電でき、屋外用の電源工事が不要な、PoE対応の中距離撮影用カメラ「TS2CC2POE/TS2CC2PH」2機種を発表した。

同製品は、防じん防水規格IP66に対応しており、約200万画素のフルHDで資材置き場や駐車場など、離れた場所の撮影ができ、いつでもどこからでもスマートフォンやパソコンなどで監視先の様子を確認できる。さらに、夜間撮影のための赤外線LEDを搭載しており、夜間でも約25m先の暗視撮影が可能となっている。また、「TS2CC2PH」は寒冷地向けとなっている。

なお、価格は、「TS2CC2POE」が16万円(税抜き)、寒冷地向けの「TS2CC2PH」が20万円(税抜き)。すでに販売を開始している。同社では、昨年9月に発売した、ACアダプタ方式の中距離撮影用カメラ「TS2CC2」に加え、今回の2機種を市場投入することで、より多くの設置環境に対応できるセキュリティシステムを提供していくとしている。

(左)PoE対応中距離撮影用カメラ「TS2CC2POE」と、(右)寒冷地向けのPoE対応中距離撮影用カメラ「TS2CC2PH」