テラスカイはデータ連携も含めたアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)の動作検証を行うことができる検証環境を提供する「データ連携POCパック」の提供を、9月1日より開始すると発表した。

「進化と拡張を続けるAWSのクラウドサービス」イメージ

企業がAWSを導入する際、AWS単独で稼働するシステムは少なく、AWSとオンプレミスの社内データなどとのデータ連携要件が少なからず発生しているが、それに対し、AWSの導入検証はAWSのみで実施し、連携部分については計算上の想定で検討し、実際のシステム開発時に想定のスペックでは足りないことが判明したり、システム構成から見直さなければならないといった手戻りが発生している。

今回、テラスカイが開始する「データ連携POCパック」は、これらの課題を解決するため、データ連携を検証環境とセットで提供。企業は、事前検証を行うことにより、実運用開始前に、「やりたいことがAWSで実現可能か、事前確認できる」「社内システムとの連携方式や性能を、検証した上で選択できる」「どのような構成が最適か、試して確認できる」「スペックはどの程度必要か、システム全体で検証できる」などのメリットを得られる。

利用料金は、検証期間が30日間で、36万円。クラウドサービス利用料とエンジニア作業で構成され、クラウドサービス利用料にはAWS利用料金として「Amazon S3 100GB,Amazon RDS(MySQL m1.medium 100GB)、SkyOnDemand利用料」が含まれる。エンジニア作業はAWS環境構築作業で「SkyOnDemand初期設定、SkyOnDemandスクリプト作成」が含まれる。