ショットモリテックスは8月28日、9Mピクセルカメラに対応した1インチCCTVレンズ「ML-U MP9」シリーズを発表した。

近年のマシンビジョン市場では、より広い視野を高解像で認識し、タクトタイムを向上させたいという需要を背景に、カメラ素子が大型化、高分解能化していく傾向にある。同製品は、これらのトレンドに対応すべく、イメージフォーマットを最大1インチ、レンズ分解能をピクセルピッチ3.6μmに対応させることで、最新の9Mピクセルカメラの性能を最大限発揮させる高スループット、高精細認識を可能とした高性能CCTVレンズとなっている。同製品を最新の9Mピクセルカメラと組み合わせることで、従来品の2/3インチ用レンズに比べて、30%以上の広い視野で高解像撮像を行うことが可能となる。今後、同社では、「ML-U MP9」シリーズを、焦点距離12.5mm~75mmの全6機種としてラインナップしていく予定。

なお、価格はオープン価格。9月2日より発売する。

9Mピクセルカメラに対応した1インチCCTVレンズ「ML-U MP9」シリーズ