日産自動車はダットサンブランドの新型モデル2車種を、モスクワ国際モーターショーに初出展する。9月から納車開始となるセダン「on-DO(オン-ドー)」と、2015年初頭に販売開始が予定されている新型ハッチバック「mi-DO(ミ-ドー)」の2車種が初出展となる。

ダットサン「mi-DO」

世界初公開の「mi-DO」は、「on-DO」とプラットフォームを共有した実用的かつスポーティな5ドアハッチバック。フロントマスクはダットサンデザインの象徴である「Dカットグリル」を採用し、グリルからフェンダーにかけての細長いプロジェクター・ヘッドランプが、セダンとの違いを表現している。

装備では、全グレードにABSや運転席・助手席のエアバッグを搭載するなど、快適性と安全性に重点が置かれている。その他、ウィンターパックの標準装備、サイドミラーとシートへのヒーター内蔵、エンジン音やウィンドノイズを最小レベルに低減といった特徴がある。エンジンは、87馬力の1.6リッター8Vエンジンを搭載し、5速マニュアル・トランスミッションと4速オートマチック・トランスミッションの選択が可能。

現在、ダットサンブランドはロシアの主要地域において、25店のブランド専門ディーラーで販売を行っており、今後2年間で75店舗増え、計100店舗になる予定。すべての販売車両には、最長3年 / 走行距離10万kmのメーカー保証が付き、ダットサン・ファイナンスから独自のクレジット・プログラムの提供も行われる。