サン電子は8月28日、地上デジタル放送用UHF平面アンテナ「FLAT:LINE(フラットライン)」シリーズの新モデルとして、「スタンド付属 セミグロスブラック」を発売した。

「FLAT:LINE」スタンド付属 セミグロスブラック(スタンド設置時)

水平偏波用と垂直偏波用のそれぞれに、ノーマルタイプとブースター内蔵タイプがラインアップされている。価格はオープンで、推定市場価格は、ノーマルタイプが10,000円前後で、ブースター内蔵タイプが14,000円前後(いずれも税別)。

FLAT:LINEシリーズは、アンテナ単体で7.8~9.8dBと、八木アンテナ20素子相当の利得を持つ平面アンテナ。ブースター内蔵タイプでは、26~34dBの高利得となっている。

今回発表された4機種は、付属のスタンドを使用することで室内アンテナとしても利用できる。また、本体カラーに新色の「セミグロスブラック」を採用。室内やシックな外観の壁面に設置した場合でも美しく調和する。

製品には、壁面やベランダ、マストなどへの取り付けに必要な金具類が付属。また、先端カットの必要がない新型の防水キャップも付属している。

ノーマルタイプ(左)と、ブースター内蔵タイプ(右)

本体サイズは、W223×D55×H600mm。質量は水平偏波用のノーマルタイプ(SDA-20-1S-K)が1.6kg、ブースター内蔵タイプ(SDA-20-2S-K)が1.7kg、垂直偏波用のノーマルタイプ(SDA-20-3S-K)が1.7kg、ブースター内蔵タイプ(SDA-20-4S-K)が1.8kgとなっている。