ニールセンはこのほど、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」と、PC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView」の7月データをもとに、旅行予約サービスの利用状況を分析した結果を発表した。同調査は利用者数トップ10の旅行予約サービスが対象。

発表によると、旅行予約サービスのスマートフォンからの利用者は、2014年2月にPCからの利用者数を逆転している。2014年7月時点のスマートフォンからの利用者数は16045万人で、昨年同月比約1.5倍となっている。

PC / スマートフォン トップ10の旅行予約サービス 利用者数(千人)推移(発表資料より)

PC / スマートフォンの利用者をサービスごとに見てみると、「楽天トラベル」はスマートフォンからの利用者が特に多いことがわかる。

PC / スマートフォン トップ10の旅行予約サービス 2014年7月 利用者数(千人)(発表資料より)

PC / スマートフォンからの利用者が500人を超える「楽天トラベル」と「じゃらん」の利用者属性を見ると、両サイトとも、PC利用者の40%超が50歳以上、スマートフォン利用者の50%超が39歳以下となっている。また、各端末からの1人あたりの利用時間は、PCの方が長くなっている。

PC / スマートフォン 旅行予約サービス性年齢構成比 2014年7月(発表資料より)

PC / スマートフォン 旅行予約サービス 1人あたりの利用時間 2014年7月(発表資料より)