KADOKAWA メディアファクトリーは、2012年12月28日に発売した「[図解]電車通勤の作法(著/田中一郎)」が第4回エキナカ書店大賞を受賞したことを発表した。

「[図解]電車通勤の作法(著/田中一郎)」

エキナカの書店

「エキナカ書店大賞」は、主にJR東日本の駅構内で展開する書店「ブックエキスプレス/HINT INDEX BOOK」の書店員が、過去3年間に発行された本の中から顧客に薦めたい本のNo.1を選ぶ取り組み。書店員自らが読んで「面白い」、「お客様にも薦めたい」と思った本を選んでプレゼンした複数の書籍の中から、大賞を決定する。

第4回となる今回は、約140冊のなかから、「皆が幸せになれる通勤電車のマナー」を紹介した「[図解]電車通勤の作法」が第1位に選ばれた。著者は、今も往復平均4時間の電車通勤を続ける田中一郎氏。通勤経験から生まれた「電車通勤を快適にし、車内マナーの向上をめざす電車通勤の理論」をウェブサイトでも公開している。2012年からは、電車通勤者のストレスを軽減するために新たに大学に入学し、心理学を学んでいるという。

同書では、多くの通勤客が乗り込み、殺伐とした通勤電車のなか、いかに快適に過ごし、元気に職場へ向かうことができるかを解説。車内では、流れにぶつからず、空気のように溶け込み、「正しいポーズ」でぐっすりと眠ることがコツだという。その他にも、心得ておきたいマナーの数々や、画期的なアイデアも掲載している。

KADOKAWAメディアファクトリーは、今回の大賞受賞について「毎日、多くの通勤客を見続けている書店員だからこそ同書を第1位に推してくれた」とコメントしている。

同書の価格は743円(税別)。