Q.夫と価値観は合いますか?

趣味のバイクに毎月大金をつぎ込む夫。私がたまにアクセサリーを買うと「無駄遣い」って怒るくせに。お金も趣味も、価値観が合わなくて疲れる……。今回は、マイナビニュース会員の既婚女性200名に「夫と価値観が合うか」聞いてみた。

Q.夫と価値観は合いますか?

はい 76.5%
いいえ 23.5%

Q.それはどうしてですか? どんなところが合うor合わないと思いますか?

価値観が合う

■お金に対する考え方
・「お金への考え方が近い」(32歳/食品・飲料/その他)
・「お金の使い方など一緒なので困らない」(26歳/金融・証券/営業職)
・「贅沢しすぎない感覚が似ている」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
・「どんなものにお金をかけたいかが同じなので」(31歳/情報・IT/技術職)
・「買うか買わないかを迷ったりしたときに同じ意見になることが多いから」(33歳/その他/その他)
・「無駄遣いはしない、必要な時はしっかり使う、値段に見合った価値があるか判断してから購入する」(32歳/情報・IT/技術職)

■食べ物の好みが同じ
・「食べ物の好みはほとんど一緒で助かる」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「料理でカレーは辛口が好きなところです」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「おいしいと感じるものが一緒」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「生活のペースや好きな食べ物が大体一緒なので」(36歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「共働きであまり会わないので一番共有することは食事だが、食の好みも似ているし、食の安全性に対する考え方が似ているので買い物に困らずラク」(32歳/人材派遣・人材紹介/販売職・サービス系)

■笑いのツボが同じ
・「笑うツボが一緒」(25歳/その他/その他)
・「笑いのツボが同じ」(27歳/小売店/販売職・サービス系)
・「笑いのツボ、腹が立つポイントが同じ」(29歳/情報・IT/事務系専門職)
・「同じところで笑える、彼が話していると自分も同じだなと共感できることが多いから」(33歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

■その他
・「好きなデザインとか同じ、家具を合わせやすい」(29歳/食品・飲料/秘書・アシスタント職)
・「買い物や好みは似てるのでほぼけんかしないです、どんなところかというと…全てです」(34歳/情報・IT/技術職)
・「お互い石橋を叩いて渡る性格なので、そんなところがあっています」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「将来について話しているとき、目指す家族像が同じだと感じる」(31歳/医薬品・化粧品/営業職)

価値観が合わない

■金銭感覚が異なる
・「金銭感覚が違う」(35歳/商社・卸/営業職)
・「稼ぎもないのに見えっ張り」(34歳/その他/その他)
・「お互いのお金の使い方が合わない」(25歳/学校・教育関連/専門職)
・「夫は浪費をしたがり、私はしたがらないから」(31歳/その他/その他)

■基本的に合わない
・「真逆の考えだから」(31歳/金融・証券/営業職)
・「色んなことでいつも意見が合わない」(32歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「基本的に人生のスタンスが違う、一人っ子で、やってもらって当然の人なので困る」(46歳/その他/その他)
・「性格がそもそもあわない、男尊女卑の考えが根付いているから」(28歳/情報・IT/事務系専門職)
・「片付けしないで物がなくなりまた買うはめになりお金がかかるから、また『節約の本に書いてある』と言っているのに、子どものおもちゃとか無駄遣いする…おじさんなのにゲームしてるとか、当たらない宝くじばかり買う」(31歳/機械・精密機器/事務系専門職)

■家事、育児に対する考え
・「子どもの育て方に対する価値観が少し異なる」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「私は営業でバリバリ働いていたいのに、夫は家にいて家事に専念してほしいみたい…そういう時『私はあなたのメイドじゃない』と思ってしまう」(27歳/商社・卸/営業職)

■その他
・「不倫を平気でやるか、やらないか、常識があるかないかの違いでしょうか」(32歳/小売店/販売職・サービス系)
・「いらなくなったものを私はすぐ捨てるが旦那は捨てることができない」(38歳/自動車関連/その他)
・「夫は世間体を気にしすぎるところがあり、たまにイラっとする」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「夫は旅行があまり好きじゃなくて、私は好きだから合わない」(32歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

■総評
既婚女性の76.5%が「夫と価値観が合う」と回答した。具体的な共通点としては、まず「お金に対する価値観」が挙げられている。「お金の使い方が一緒なので困らない」「贅沢しすぎない感覚が似ている」とのこと。「買い物のときに特に感じる」という意見も寄せられている。お金はシビアな問題だけに重視している人が多いようだ。

次に多かったのは「食」に対する価値観で、「味の好みが似ている」「2人ともカレーは辛口が好き」といった共通点が挙げられていた。衣食住を共にする結婚、食の相性が合うかどうかは非常に大切なことかもしれない。他にも、「道徳上の善悪の基準」や「人生観」「子どもの教育」「趣味」などが共通の価値観として挙げられていた。

一方、「価値観が合わない」と答えた女性は23.5%。「金銭感覚の相違」が特に大きな問題らしく、「お金に対する感覚が緩すぎてイライラする」「独身の頃の金遣いが治らない」といった不満の声が寄せられた。また、「すべてにおいて合わない」というコメントも目立っていた。価値観の一致を見いだせず悩んでいる人も多いようだ。

「価値観が異なるのは仕方ない」という意見もみられた今回のアンケート。価値観は人それぞれ異なるもの。結婚生活において重要なのは、価値観よりも歩み寄ることなのかもしれない。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2014年7月2日~2014年7月18日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート