野村総合研究所(以下、NRI)は8月26日、資産運用会社が全てのIT資産をNRIのクラウド環境上に構築し、NRIがその管理・運営を行う新サービス「T-MONOLIX ARENAプライベートクラウドサービス(以下、ARENAプライベート)」の提供を開始したと発表した。

NRIでは、100社を超える資産運用会社を対象に、T-STARをはじめとする各種基幹業務ソリューションを提供。ARENAプライベートは、これらの基幹業務ソリューションを長年提供してきたNRIの実績とノウハウを生かし、資産運用会社のニーズに合わせて開発したプライベートクラウドサービスとなっている。

「T-MONOLIX ARENAプライベートクラウドサービス」イメージ

本サービスは、NRIが提供している「資産運用会社向けの基幹業務ソリューション」と「お客様独自のシステム」との間のデータ接続機能や、情報ベンダーとの接続機能など、資産運用業務を行うために必要な機能とそれを支えるIT資産を完備した、資産運用システム基盤を実現。

サービスの環境内で、全ての業務の遂行が可能となるため、資産運用会社は、煩雑な情報システム管理業務の負荷を軽減。更に資産運用業界で普及しているBPOベンダーへの作業委託において、BPOベンダーに顧客独自のシステムへのアクセスを許可する場合にも、ARENAプライベートを用いることで、セキュリティを考慮したアクセス環境を短期間で構築することが可能となる。

さらに、高度な災害対策が施された堅牢なNRIのデータセンター環境で、顧客独自のシステムを稼働させることで、各種の災害に対する強度が増し、NRIの提供する基幹業務ソリューションと顧客独自のシステムのBCPやDRが共通化され、個別の災害対策を実施する必要がなくなり、環境構築や維持管理のコスト削減につながるほか、災害発生時の事業継続性が向上する。

なお、2014年秋には、第一号ユーザーとして、ピクテ投信投資顧問の業務ファイルサーバをARENAプライベート上で稼働させ、BPOベンダーとのデータやシステム環境の共有を安心・安全な環境下で実現予定。