VMwareとDockerがパートナーシップを締結

Dockerは8月25日(米国時間)、「Docker & VMware: 1 + 1 = 3｜Docker Blog」において、VMwareとパートナーシップを締結し、VMwareの管理ツールからDockerの管理を可能にするほか、VMwareのマーケティングチャンネルなどを通じてDockerが紹介されることになると伝えた。

Dockerはコンパートメント/セパレーション型の仮想化された環境を提供し、VMwareはハイパーバイザレベルで動作しクラスタリング基盤としてや仮想化プラットフォームとして動作する。この2つの技術は提供する仮想化のレベルが異なっており競合する関係のように見えるが、Dockerの発表ではそうした意向は持っていないように見える。

DockerとしてはVMwareがすでにエンタープライズ分野でプラットフォーム基盤として広く普及していること、運用管理などの面ですでに実績があることなどを指摘し、そこにさらにDockerを管理するためのサポートが加わることはVMwareとしてもDockerとしても双方ともに利益のあることだとしている。