シャープは26日、ヘッドの吸込口部分を丸ごと水洗いできるサイクロン式掃除機「EC-VX600」と「EC-LX600」を発表した。発売は9月18日。価格はオープンで、推定市場価格はEC-VX600が税別80,000円前後、EC-LX600が税別60,000円前後だ。

EC-VX600

EC-VX600とEC-LX600は、ヘッド部分をモーターユニットと吸込口部に分解できるサイクロン式掃除機。取り外した吸込口部は水で丸洗いでき、内部に蓄積されたハウスダストや細かい食べこぼしなどを水で洗い落とすことで清潔に保てる。両モデルとも「プラズマクラスターイオン発生ユニット」を搭載。ダストカップ内部の静電気を抑制してゴミが付着することを防ぐ。

EC-VX600は、0.3~10μmのホコリを99.999%捕集する「フッ素加工ULPAクリーンフィルター」を採用している。吸い込んだゴミは、ザラついた舌で毛を丸めて固めるネコの舌からヒントを得た「スクリューフィン」によって、約15分の1に圧縮。ダスト容量0.35Lでありながらゴミ捨ての頻度は約1カ月間に1度で済むという(1日に1gのゴミを吸い込むと想定)。また、ふとんをしっかり叩いてホコリやダニの死がいを吸引する「ふとんパワーヘッド」が付属する。

EC-LX600は、大きなゴミと空気を分離する従来のサイクロン構造に加えて、微細なホコリまで強力に分離する8つの小型サイクロンを搭載した「2段階遠心分離サイクロン」構造を採用している。サイクロン部も丸ごと水洗い可能だ。

EC-LX600(レッド系)

EC-LX600(ゴールド系)

サイズと重量(ホース、パイプ含む)は、EC-VX600がW257×D308×H293mm / 4.9kg、EC-LX600がW215×D350×H229mm / 4.5kg。ダスト容量はEC-VX600が0.35L、EC-LX600が0.25Lとなっている。吸込仕事率はEC-VX600が最大260W、EC-LX600が最大210Wだ。ふとんパワーヘッド(EC-VX600のみ)、2段伸縮すき間ノズル、ベンリブラシが付属する。カラーはEC-VX600がゴールド系、EC-LX600がレッド系、ゴールド系。