サンフランシスコ北方のナパ郡で24日午前3時20分頃にM6.0の地震が発生した。地震の多い北カリフォルニアでも過去25年で最大の揺れであり、その大きさはウエアラブルデバイスでアクティビティを記録している人たちの睡眠データにもはっきりと表れていた。

アクティビティトラッカー「Jawbone Up」を開発・販売するJawboneが、震源から0-25マイル(0-約40キロ)、25-50マイル(約40-80キロ)、50-75マイル(約80-120キロ)、75-100マイル(約120-160キロ)の4つの範囲に分けて、地震発生前後(23日午後9時から24日午前9時)のJawbone Upユーザーの睡眠データをグラフ化して公開した。これらの地域で地震の直前に起きていたユーザーは8%から15%。それが地震直後に震源から15マイルの範囲では93%に跳ね上がった。25-50マイルの距離があり、サンフランシスコ/オークランド/ サンタロサが含まれる範囲でも55%に上昇しており、たくさんの人が地震で飛び起きたことが分かる。すぐに起きている人が急減し始めているので、全ての地域で深刻な被害が発生しなかったことが読み取れるが、それでも25マイル以内の範囲では23%が起きたまま朝を迎えた。

23日午後9時から24日午前9時に、起きていたJawbone Upユーザーの割合の推移